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■「まじかよ」、「びびる」の意外な語源
「まじかよ」、「まじ、うまい」など、現代の若者を中心に使われている話し言葉の「まじ」についての雑学をお伝えします。
実はこの言葉、江戸時代には既に使われていたのです。
江戸時代の辞典によると、その意味は、「真面目・本当」などと書かれています。
江戸時代、特に芸人の楽屋言葉として使われたそうなのです。
ところで、現代の「まじ」には、「超、とても」のようなニュアンスがあるため、現代の若者たちが古い言葉を今風にアレンジしたとも言えそうです。
また、恐れることを「ビビる」と言いますが、これはなんと平安時代には使われていたといいます。
戦の際、鎧が触れ合うと、「びんびん」という音がしたといいます。
ここから、大群が動いた時の音を「びびる音」と呼んだのが始まりとされます。



■蛍の光はお別れの歌ではない
お別れの歌として、日本人になじみ深い『蛍の光』についてです。
学校の卒業式から、紅白歌合戦の最後に合唱されたりと、たそがれと哀愁を感じさせるイメージにぴったりです。
ちなみにこの原曲は、スコットランド民謡の『オールド・ラング・ザイン』で、和訳は『久しき昔』です。
その歌詞を見てみると、ずっと離れ離れになっていた友人が再会し、懐かしい思い出を語り、友情を確かめ合い、酒を酌み交わす内容になっています。
メロディーはそのままながら、楽器は陽気に奏でられ、人々は肩を組んだり、輪になって楽しく踊るのです。
別れどころか、再会ソングだったんですね。
イギリスやアメリカでは、大晦日のカウントダウン後、年が明けた瞬間から歌われるという習慣もあるそうです。
蛍の光の歌詞には、蛍の光や窓の雪をたよりに書を読んだという、中国の故事が織り込まれています。
「蛍雪の功」と呼ばれる、一途に学問に励む事を褒め称える故事が由来なのです。
そうして、学校の卒業では必ずと言っていいほど歌われ、デパートの閉店でもメロディーが流されるため、多くの日本人に別れの曲という思い込みが生まれたのです。