ロハスとは、地球の環境保護や健康問題への意識が高い生活スタイルのことを言います。
ある意味スローライフと同じようにも考えられています。
現在日本では、田舎で暮らす生活を環境に優しいエコであり、ロハスであるとも言われていますね。
しかし残念なことに、都会の生活よりも、田舎暮らしの方が多くのエネルギーがかかるのです。
たとえば、田舎に暮らすようになると、隣町まで車で移動しなければなりません。
健康のために徒歩をと考えても、まとまった買い物や、頻繁な移動は不可能な場合もあるでしょう。
電線も長距離引くとなると、送電ロスも多くなります。
電線には銅が用いられていますが、電気抵抗はゼロではないのです。
たとえ水道管やガス管の敷設、点検のように、業者が行うため個人に関係のないものでも、町から遠く離れればコストもかかります、環境にエコとはなりません。むしろ逆です。
これらのように、田舎暮らしで都会と近い生活レベルを考えると、エコやロハスの逆を進んでしまうのです。
もっとも分かりやすい例では、アメリカ人は日本人の倍のエネルギーを消費しているという事実があります。
その理由は、生活習慣も理由のひとつながら、各家が大きく、そのうえ家々が離れていることが大きいのです。
では、本当のエコな田舎暮らしをするためにどうすればいいのか、いくつか挙げておきます。
食料は自給自足する。
電力は自家発電のみで済ます。
水は汲み取りにし、火も薪で起こす。
夜は早めに消灯する。
自動車は所持せず、運転もしない。
このくらい徹底する必要があります。
さて今回、エコやロハスに対する意識に反対するテーマの雑学となりましたが、別に全面否定したいわけではありません。
ただ、環境や健康のためにしていることが、むしろ逆効果だということが存在することを知っていただきたかったのです。
時と場合、土地や立地条件、その他の条件などによっては、先述した無理な取り組みをしなくとも少しはエコやロハスにもなるでしょう。
ちなみに、田舎ではエネルギー効率が悪く、季節ごとに自然との戦いなのですが、それも受け入れ、それさえも生きる実感ややりがいと捉えることができれば、田舎暮らしも捨てたものではないと思います。
田舎ならではの自然や行事の参加など、都会では得られない心身の健康では、精神的なロハスでもありますし。

田舎暮らしは、一概に正しいか誤りかを決めつけることのできない、微妙な問題でもありますね。