■海水が塩辛い理由
海水には、塩素、ナトリウム、硫黄、マグネシウム、カルシウム、カリウム、などが溶けています。
さらにこの内、塩素とナトリウムだけで85%にもなります。
地球は、現在から見て46億年前に誕生しました。
その当時は、非常に高温だったため、水は液体ではなく空気中に蒸発した状態で存在していました。
やがて、地球が冷えてくると、その水蒸気は雨となって地上に降り注ぎます。
また、大気中の塩素ガスが溶け込んだ結果、地上には強い酸性の水がたまりました。
こうして、38億年前には海が誕生したと考えられています。
さらにこの酸性の海には、岩石から溶け出したナトリウムが流れ込み、徐々に中和されるとともに、塩化ナトリウムを含む水となっていったのです。
塩化ナトリウムとは、要するに塩のことです。
そうして現在まで、その塩分の濃度は、ほとんど変わりのない塩辛さであるといわれています。


■奥へ進むほど暗くなるトンネルの謎
車を運転してトンネルに入ると、入り口は割と照明が明るいのに、奥へ進むと照明が暗くなっています。
これは、照明一つ一つの明るさではなく、照明の間隔に違いをもたさて、明るさを変えています。
明るい場所から暗い場所へ移動すると、人間の目が暗さに慣れるまでに少し時間がかかります。
人間の目の瞳孔は、明るさにはすぐに適応できるのですが、暗さには少し時間がかかるのです。
そういう事情から、目が暗さに順応できるように、トンネルの入口近くを明るく、奥へ行くほど徐々に暗く調節されています。
また、目は明るさに割とすぐ順応できるのですが、それでもトンネルの出口で突然外の明るさが目に飛び込むと、目がくらむ恐れがあります。
そういう事情もあり、入口だけでなく、出口付近にも照明の間隔を短くして明るくしているのです。
ちなみに、トンネルの照明には、オレンジ色の電灯が多いですね。
よく用いられる理由は二つあります。
ひとつは、空気中の塵の影響を受けにくいことが挙げられます。
赤みのある光線は、波長が長く、光が塵に当たっても乱反射せずに遠くまで届く性質があり、これを利用しているのです。
さらに、消費電力が低く抑えられ、電灯の寿命も長持ちしやすいためです。
ただし近年では、蛍光ランプの品質向上により、白色のものも利用されています。