■医者が診察に使う聴診器は子供の遊びから生まれた
病院で、診察の時に用いる聴診器の雑学です。
聴診器が生まれる前は、医師が病気などを診察する際、患者の体を指先で軽く叩いてその音を聞いたり、胸に耳を当てて心音を聞いていました。
しかし、男性の医師の場合、女性の胸に耳を当てるのは、さすがにためらわれました。
また、胸が大きいと心音がうまく聞き取れませんでした。
そんな折の19世紀のこと。
フランスの医師ラエンネックは、子どもが木の棒を耳につけて遊んでいるのを見て、あるものを閃きました。
さっそくその思い付きを形にしました。
紙を筒状に丸めて患者の胸に当ててみたところ、心音がハッキリと聞こえたといいます。
そうして、当初の聴診器は、1本の筒形の木でできた単純なものでした。
その後、多くの医師たちの改良が施され、現在の聴診器が生まれたのです。



■骨の数は大人より赤ちゃんの方が多い
人間の体を支え、脳や内臓を守るとともに、血液を作り出す大切な骨についてです。
成人の場合、その数はおよそ206個で、重量は体重の20%以上をしめます。
人によって、尾骨の数などに違いがあるため、その数は個人差があります。
これに対して、新生児の骨はおよそ350個以上と言われています。
大人よりも赤ちゃんの方が骨の数が多いのには理由があります。
出産時に、産道からスムーズに通って生まれるように、骨の数が多くなっています。
もしも少ない場合、骨がごつごつして通りにくくなるのです。
ちなみに、成長するにしたがって特定の骨が癒合(ゆごう)して一つの骨になります。
また、全ての骨が出来上がるのは、男性が17~18歳、女性で15~16歳くらいとなっています。
ちなみに、骨のくっつき具合(癒合も含む)による最終的な骨の数は、人それぞれ個人差があります。
と、ここで注意したいことがあります。
幼いうち、日常的に変な姿勢をしていると、骨がそのまま合わさってしまい、姿勢が悪いままになってしまうというのです。
気を付けたいものですね。