■太陽は燃えていない
太陽系の中心にあって、地球上ではなくてはならないエネルギー源の太陽についてです。
相当な距離が離れているにもかかわらず、地上にも莫大な熱や光などのエネルギーを発しています。
多くの人は、いつもよく燃えているものだと思うでしょう。
しかし実は、太陽は燃えてはいないのです。
燃えるという科学的な現象は、燃焼とも呼び、物質が酸素と化合して、熱と光を発することを言います。
太陽には、ほとんどが水素でできていて、酸素はごくわずかしか存在しません。
太陽などの恒星は最初、水素のガスが大量に集まって重くなり、重力によって収縮します。
やがて、中心部の圧力が上がり、非常に高温になります。
そうして、水素の原子核が衝突してヘリウムの原子核が生成されます。
これが水素核融合で、このとき強力な熱と光、放射線を放ちます。
これは水爆と同じ原理でもあります。
もし、太陽が核融合ではなく、水素がメラメラ燃えているだけなら、これほどの熱と光は放出しないのです。



■木の年輪で方位がわかる
樹木には草にはない形成層というものがあります。
これは、樹皮下の茎を取り巻く成長組織で、木質層を形成します。
これには、夏に成長して細胞は大きくなり、冬には少ししか成長せず、組織は密になる特徴があります。
この繰り返しでできるのが年輪です。
また、一般的に、日の当たる南側が成長しやすい特徴があります。
そういう理由から、年輪が一方に広く伸びた形をしていればそちらが南側と、方角を知ることができるのです。
ただ、傾斜地では、針葉樹は谷側に、広葉樹は山側に年輪の幅が大きくなる傾向があります。
そういう理由もあり、山で道に迷った場合、過信は禁物です。
海外では通用することも多いらしいですが、なにせ日本は斜面や傾斜地が多いためです。
また、日が当たりにくい環境でも年輪の成長具合は変わってきます。
まるで逆方向にならないまでも、少しは方角に対してずれると覚えておくと良いでしょう。