動物の面白い雑学

94671d93a9516c8870410f305d92f99c_s


ご覧いただきありがとうございます。
今回から雑学トリビアをリニューアルしました。
1記事に多数の雑学を掲載して、読みやすくしました。
話のタネになる雑学、動物の雑学です。
ではよろしくお願いします。


話のタネになる動物の豆知識


産卵するときの海ガメの涙

日本で海ガメの産卵と言えば、沖縄県の西表島(いりおもてじま)、奄美大島などで見られます。
海ガメの涙を流しながら健気に卵をいくつも産む様子に、感動を覚えます。
しかしこれは涙ではなく、体内にたまった塩分です。
海ガメは、海中でエサを獲るときに、海水と一緒に飲み込みます。
しかしそのままだと、血液中の塩分濃度が高まり、生命の危険におちいります。
そのため、目の横にある塩類腺という器官から、体内の濃い塩分を体外に排出します。
この涙のようなものは、海中でも陸上でも普通に流します。
実は海ガメ以外にも、海産の魚類・爬虫(はちゆう)類・鳥類にも塩類腺があります。
もちろんその位置はそれぞれ違います。

ニワトリを撮影しようとすると

鶏を撮影しようとカメラを向けると、レンズを敵の目だと勘違いし、威嚇するため立ち止まります。
特に雄鶏(おんどり)に多く、撮影しやすいからと言って近づくのは危険ですね。


アライグマが洗っているもの

アライグマと言えば、食べ物をよく洗って食べる愛くるしい姿をイメージしますが、実は……。
何も洗っていません。
目が良くないので、水辺や水中のエサを手探りで探しているのでした。
それが何かをゴシゴシ洗っているように見えるんですね。
もちろん、体や顔の毛づくろいや、体が汚れれば人並みに(?)洗ったりしますよ。


蝶と蛾

チョウは羽が美しく、ガは地味な色のイメージがあります。
がしかし、両者とも鱗翅目(りんしもく (ガ目))の昆虫であり、生物の分類学上では同じなのです。
国内外ともに、地味な色のチョウもいるし、逆に、見栄えの良いガもいるのです。
一般にチョウは昼行性で、ガは夜行性なのですが、こちらも一部例外が存在します。
そこで簡単に見分ける豆知識を一つ。
何かに止まるとき、チョウは羽を閉じて止まりますが、蛾は羽を開いて止まるのです。
ただ、たまにですが、止まったときに羽を開いたり閉じたりすることがあるので、すぐには分からないこともあります。


地球温暖化の原因にもなっている牛のゲップ

牛、羊、山羊ははんすう動物と呼ばれています。
これらの動物は、エサを食べて飲み込んだ後、再び口中に戻し、よく噛んでまた飲み込みます。
これを繰り返し、4個ある胃で時間をかけて消化します。
この過程で、メタンガスを多く含むゲップが出るのです。
メタンガスは二酸化炭素の約20倍以上の温室効果をもたらすとされています。
そのため最近では、消化の良いエサが開発されているのですが、まだ普及はしていません。


ゴリラの血液型は?

ゴリラの血液型は、全てB型です。
ちなみにチンパンジーは、A型とO型の2種類存在します。
また、オランウータンは、人間と同じ4種類なのです。
とはいえ血液型とは、全く同じ血液というわけでなく、血球の抗原の種類や有無によって区別するためのものに過ぎません。


卵は1個で一つの細胞

卵といえば、まっさきに鶏の卵を思い浮かべます。
しかしよくよく考えると、ほ乳類以外の動物は、全て卵から生まれますし、ほ乳類は卵子から生まれます。
ほ乳類の卵子は、通常の細胞よりも格段に大きいです。
鶏の卵はそれよりももっと大きいですし、現在の地球上で最も大きい卵はダチョウの卵です。
卵子は受精して細胞分裂が始まりますが、卵も同様です。
どちらも、分裂を始める前は、それだけで一つの細胞なのです。
ちなみに、卵では、卵黄が卵細胞で、その黄身は胚発生に必要な栄養素なのです。
これからは、卵を見る目が変わりそうですね。


闘牛の赤い旗

スペインで有名な闘牛についてです。
猛牛は、闘牛士(マタドール)の持つ赤い旗めがけて突進していきます。
そのため牛は赤い色に興奮していると思われがちですが、実は違います。
牛の色覚は、人間のようなカラーを見分けることができず、ものをモノクロの視覚でとらえています。
では牛は何に興奮しているのかと言うと、揺れ動く物に対し、危険を感じて突進するのです。
赤い旗はむしろ、人間の興奮を盛り上げるためのものなのです。


ナマケモノはのんびりしている

ナマケモノは、なまけてだらだらしているように見えますが、実は違います。
本当にのんびりしているのは胃です。
エサをしっかり食べて満腹の状態でさえ、胃の消化が遅いため、餓死することもあるといいます。
エサにしている葉の消化は胃の微生物に任せているので、とても時間がかかるのです。
消化が遅いため、きわめて小食なのです。
また、ナマケモノの毛には藻が生え、これを貴重な栄養源にしています。
怠けるためにそうしているのではなくて、生きるうえでの、習性と言う名の知恵ですね。
小食のために、激しい運動ができませんから。
活動時間も短く、睡眠時間は15時間と多いです。
ここまでくると何だか、現代人にはうらやましくさえ思えてきますね。


猫は魚が好物という誤解

日本では、猫は魚が好物というのは常識ですね。
しかしそれは国内だけの話で、世界に目を向けると、魚が好物という猫は少数です。
実際猫は、魚よりも肉を好む肉食動物なのです。
日本人が肉を食べるようになったのは明治時代からで、それまでは主に動物性たんぱく質を魚肉からとっていました。飼い猫や野良猫がエサにありつく際、野菜や穀物よりも魚を好んで食べていました。
これにより、日本の猫は魚を好むようになりました。
ただ、国内の猫も一部は、魚を見せても見向きもしないのもいるそうです。
ここで話が私事になります。
この前、自宅に置いてあった魚粉の肥料が何者かに盗まれました。
周囲の状況から、野良猫と断定いたしました。
猫が魚好きというのは(いわれがあるにしても)根深い問題ですね……。
もちろん本人にとっても。